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技術解説
血清アルカリ・ホスファターゼアイソエンザイムの検出法
飯野 四郎
1
,
鈴木 宏
1
1東大第1内科
pp.1504-1513
発行日 1972年12月15日
Published Date 1972/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907875
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- 1ページ目 Look Inside
血清アルカリ・ボスファターゼ(Al-P)は,アミラーゼに次いで古くから臨床検査に応用されている酵素である.
1929年,Kayが骨疾患で血清AI-Pが上昇することを報告し1),Robertsは翌年,肝胆道疾患でも上昇することを認め2),1933年には黄疸の鑑別に有用なことを報告した3).これ以後,多くの無機・有機化合物を用いてAl-Pを分別しようとする試みがなされているが,1960年代に至るまで決定的な方法は得られなかった.一方,1950年代から電気泳動法を用いて血清Al-Pを分離しようとした報告があるが4,5),1960年代に至りデンプンゲル電気泳動法6),寒天ゲル電気泳動法7),ポリアクリルアミド・ディスク電気泳動法3)により一定した結果が得られるようになり,一応,血清Al-Pの分離法が確立したと考えられる.また,1960年以後,臓器のAl-Pの精製が進歩し,精製したAl-Pの物理化学的,酵素学的性状も検討されており,精製Al-Pを抗原として,免疫学的な研究も進められている.

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