Japanese
English
今月の主題 アルツハイマー病の最近の進歩
総論
アミロイドβペプチド蓄積機構
西道 隆臣
1
Takaomi SAIDO
1
1理化学研究所脳科学総合研究センター 神経蛋白制御研究チーム
キーワード:
アミロイドβペプチド
,
セクレターゼ
,
ネプリライシン
Keyword:
アミロイドβペプチド
,
セクレターゼ
,
ネプリライシン
pp.261-265
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101546
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、261ページから265ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
家族性アルツハイマー病原因遺伝子変異の同定とその表現型解析によって,アミロイドβペプチド(Aβ)蓄積がアルツハイマー病全般における根本的原因物質であることが確立した.Aβ蓄積が始まって発症に至るまで10年以上の時間を要するので,その機構の解明は容易ではない.Aβは正常脳内でも定常的に産生されており,通常は速やかに分解されるため,蓄積することはない.Aβの定常量は産生と分解のバランスによって規定される.Aβには40残基のアミノ酸からなるAβ40と42残基からなるAβ42の二種類が存在し,後者のほうが重合性と凝集性が高いことから,Aβ42が一次病因分子種であると考えられる.家族性アルツハイマー病ではAβ(特にAβ42)の産生増加が病理的蓄積の原因であると考えられる.一方,孤発性アルツハイマー病の機構は確定していないが,蓄積に先立ってAβ分解系が低下するのに対して,明確な産生系の上昇は認められないことから,分解系低下が原因である可能性が高い.

Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

