Japanese
English
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痙攣性発声障害症例とその本邦における報告例について
SPASMODIC DISTURBANCE OF PHONATION
江口 実美
1
Sanetomi Eguchi
1
1長崎大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.297-301
発行日 1966年3月20日
Published Date 1966/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203567
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Ⅰ.緒言
痙攣性発声障害は音声器官に器質的病変を発見することが出来ず,圧迫性の音声を発する疾患であつて,機能性音声障害と見なされている。この疾患は病像が特異であるのみでなく,その発症には,精神心理的要因が大きいと見なされている。
著者は,さきに,この疾患と思われる一症例を報告したが,その後,さらに一症例について詳細に観察することが出来たので報告し,あわせて,この疾患について考按を加えようと思う。
The author reports a case of spasmodic disturbance of phonation in a patient, aged 52, and makes review of the literature of this country for 8 other similar cases. No clear-cut relation was established between disturbed phonation and a person whose profession is dependent upon phonation. The causative factor of the disease was found to be psychogenic and the treatment was natu-rally psychotherapy.

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