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痙攣性発声障害の1治験例
堀口 信夫
1
,
高橋 宏
2
1東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室
2神経科学教室
pp.518-520
発行日 1955年9月20日
Published Date 1955/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492201397
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緒言
痙攣性発声障害に就ては1855年Panthelが報告して以来,外国に於てはGutzmann Barth等により多数報告されているが,吾が国に於ては小川,福島,高藤等の数例にすぎない。そして之等の報告に於て多くは治癒し難いものとされている。吾々は比較的高度の痙攣性発声障害の1例を経験しこれを治癒せしめ得たので報告する。
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