Japanese
English
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鼻内黒色腫の1例
藤村 功
1
1北大医学部耳鼻咽喉科教室
pp.381-382
発行日 1951年9月20日
Published Date 1951/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492200548
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- Abstract 文献概要
緒言
耳鼻咽喉科領域に於ける黒色腫についての報告は左程珍らしくはないのであるが.特に鼻中隔に発生せる報告例は10数例を数うるのみである.余に最近54才男子の鼻中隔黒色腫に接して,これが摘出手術を行つたのであるが,皮膚表面及び顎下部淋巴腺に転移,更に遠く第Ⅶ肋骨部に転移し,これらを手術的に除去し1時軽快退院せしめたのであるが,遂に全身転移と衰弱により死亡した例を得たのである.即ちこれは成書に記されているように,黒色腫は原発腫瘍の手術後短期間に拡散性の転移があらわれて死亡するという,絶対的に悪経過を辿る例に入るのである.本症例に於ても全く同樣なる例ともいうべきで,この際の臨牀経過は聊か興昧ありと考え.記述する次第である.
FUJIMURA describes a case in whom, a man aged 54, is found pheochromocytoma on the nasal septum spreading, asometastatic foci, to skin mare-as elsewhere, submandibular glands and to the ribs. Surgical removal of the metastsis is attemp-ted but the patient died from the effects of gene-ralized metasis. High degree of malignancy in the tumor of this nature is discussed.
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