Japanese
English
増刊号特集 泌尿器科画像診断
Ⅲ.疾患別画像診断
1.腫瘍
(1)腎腫瘍
ウィルムス腫瘍
金川 公夫
1
,
谷風 三郎
2
Kimio Kanegawa
1
1兵庫県立こども病院放射線科
2兵庫県立こども病院泌尿器科
pp.141-143
発行日 1999年3月30日
Published Date 1999/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413902570
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、141ページから143ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1 はじめに
本症は神経芽腫に次いで多い小児固形悪性腹部腫瘍であり,1〜5歳に約80%が認められ,1歳未満の発症は稀である。初発症状のほとんどは腹部腫瘤の触知であり(75〜95%),血尿は25%以下と少ない。初診時に約12%で転移を認め,好発部位は肺,肝,腹部リンパ節である。また,多くの先天性異常を合併することが知られており,頻度の高いものは停留精巣,尿道下裂,半身肥大,無虹彩症などである。散在性無虹彩症の約1/3にウィルムス腫瘍が合併するといわれており,本疾患の患児では注意が必要である。また,Beckwith—Wiedemann syndromeにウィルムス腫瘍を伴うこともある。
ウィルムス腫瘍の5〜7%が両側性に発生する。石灰化は少なく,5〜9%に認められるのみである。鑑別診断の項で述べるclear cell sarcoma of the kidney(以下,CCSK),malignant rhabdoid tumor of the kidney(以下,MRTK)と本症はその予後により2つに分けられており,ウィルムス腫瘍のうちanaplasiaを認めないものをfavorable histology,ウィルムス腫瘍のうちanaplasiaを認めるもの(4〜10%),CCSK,MRTKをunfavorable histologyと呼ぶ。

Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

