Japanese
English
原著
ピロキシカムによる光線過敏症—チメロサール接触過敏症の関与について
Piroxicam-induced Photosensitivity—Relevance to Thimerosal Contact Hypersensitivity
澤田 俊一
1
,
八木沼 健利
1
,
上出 良一
1
Shun'ichi SAWADA
1
,
Taketoshi YAGINUMA
1
,
Ryoichi KAMIDE
1
1東京慈恵会医科大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, The Jikei University School of Medicine
キーワード:
光線過敏型薬疹
,
ピロキシカム
,
チメロサール
,
チオサリチル酸
Keyword:
光線過敏型薬疹
,
ピロキシカム
,
チメロサール
,
チオサリチル酸
pp.677-681
発行日 1990年6月1日
Published Date 1990/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900127
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ピロキシカムによる光線過敏症の発症機序を検索するために,本症患者8名について臨床的特徴ならびにピロキシカムの光パッチテストの結果をまとめ,さらにチメロサールとその関連物質のパッチテストを行った.ピロキシカムの光パッチテストまたは内服照射試験を行った7例は,全例陽性反応を示した.パッチテストでは施行した7例全例がチメロサールならびにその抗原決定基の一つであるチオサリチル酸に強陽性を示したが,塩化第2水銀およびUVA照射ピロキシカムは陰性であった.これらのことよりピロキシカム光線過敏症の発症には,チメロサールとくにチオサリチル酸との交差感作が重要な役割を果たしていることが示唆された.

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