Japanese
English
原著
Breus' moleの頻度と病理的特徴について
有澤 正義
1
,
若浜 陽子
1
,
中山 雅弘
1
Masayoshi Arizawa
1
1大阪府立母子保健総合医療センター,病理
pp.267-269
発行日 1990年3月10日
Published Date 1990/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904843
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、267ページから269ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
絨毛膜下あるいは絨毛膜間内血腫については小さなものも含めると正期産の20%に認められると報告されている。しかし,胎盤の胎児面でも明らかな血腫と認められるような大量絨毛膜下血腫は稀であり,Breus' moleと呼ばれている。診断基準は血腫の大きさが1cm以上でしかも絨毛膜と絨毛の間の血腫のために胎盤が非常に厚くなっているものとした。当センター病理で検索した11,703例の胎盤に12例のBreus' moleが認められた。胎盤の大きさは長径,短径は正常範囲と考えられるが厚さが1.5〜5.0cmであり,厚いものが多かった。常位胎盤早期剥離や辺縁出血などは21例中9例に認められた。また,鑑別すべきものとしては巨大なフィブリン沈着や血管腫があるが,それぞれの特徴的な割面や組織所見により鑑別は可能であった。臨床的特徴は,12例中8例が子宮内胎児死亡で子宮内胎児発育遅延も高率に合併していた。今回の報告は厳密な定義にもとづくBreus' moleについての頻度,特徴および鑑別について本邦で初めての報告である。

Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

