Japanese
English
年間テーマ--診断から治療へ 発育の異常
妊婦栄養と胎児
福井 靖典
1
,
岡野 忠男
1
Yasunori Fukui
1
,
Tadao Okano
1
1日本大学医学部産科婦人科教室
pp.211-214
発行日 1975年3月10日
Published Date 1975/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205152
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、211ページから214ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
胎児は自身の発育・成長に必要な栄養素を,全て母体に求めているから,母体の摂取栄養の多寡は,胎児の発育に当然影響を及ぼすものとおもわれる。しかし,胎児への栄養素の供給は,母体の食事が腸管から吸収された段階で直接移行するものは少なく,大部分はいつたん母体に蓄積されたのち,胎児の要求に応じ,あるいは一定の速度で胎児に摂取されるものと考えられている。すなわち,母体は胎盤より分泌される多量のホルモンによつて,胎児への栄養供給の恒常性機構が確立されているようである。一般の成人では,多量の貯蔵栄養素を保有しているのが普通であり,妊娠するとさらに母体に多量の栄養素が蓄積するので,このような母児の代謝機序が順調に行われるものとおもわれる。しかし,摂取栄養が不足するような場合は,慢性的な不足であるから当然貯蔵栄養も欠乏することになり,その結果,さきに述べたような代謝機序が発揮されず,胎児に対しても悪影響がおよんでくることも考えなければならない。

Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

