今月のニュース診断
胎児と妊婦の“ふるい分け”検査を考える
斎藤 有紀子
1
1明治大学法学部(法哲学・生命倫理)
pp.92-93
発行日 1999年2月25日
Published Date 1999/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902102
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専門委「見解案」
「母体血清マーカー検査‘医師が勧める必要ない’:障害持つ胎児,排除の危険」(朝日新聞98年12月10日)。
厚生科学審議会先端医療技術評価部会の下に設けられた「出生前診断に関する専門委員会(委員長:古山順一兵庫医大教授)」(以下専門委)は,発足2か月,2回目の会合で「母体血清マーカー検査に関する見解案」(以下見解案)を公表した。
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