Japanese
English
特集 産婦人科診療の今昔
婦人科学
帯下療法
Treatment of leucorrhea
笠森 周護
1
Shugo Kasamori
1
1金沢大学
pp.7-18
発行日 1960年1月10日
Published Date 1960/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202112
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Ⅰ.帯下の原因療法
帯下は各種産婦人科疾患の共有する一症候であるから,帯下療法は即ちこれら基礎疾患の療法に一致し,極めて広汎な問題である。更に帯下を診断するには,性器各部の生理的機能と正常内容に関し,或いは帯下に関する広範囲な検査法に就いての知識を必要とするが,こゝではこれらの諸項に関しては総て省略し,主として現今の帯下療法に就いて,実地に必須な事項の概要を述べうるに過ぎない。本誌の標題に従えば,帯下療法の今昔に就いて述べるべきであろうが,刻々に前進する治療法を一瞥するだけでも,紙面が許さないので,過去の療法を顧慮するの暇が殆んどなかつたことを遺憾とする。

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