Japanese
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特集 産婦人科診療の今昔
婦人科学
頸癌手術の合併症に関する今昔—往時に頻発した合併症を顧みて
After-effects of panhysterectomy for carcinoma of uterine cervix in the light of those frequently observed in the past
安藤 畫一
1
Kakuichi Ando
1
1慶応大学
pp.5-6
発行日 1960年1月10日
Published Date 1960/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202111
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- Abstract 文献概要
最近となつて術中は勿論・術前術後の処置法が驚くほどに進歩したために,頚癌の根治手術にも合併症は著しく稀有となつた。術中前後の処置に甚しい不備があつたために起つた往時の合併症を回顧することは,その当時を知らぬ新人諸君の参考となることが大と信じて,特に重大で現在には稀有な直接死・術後感染症・尿瘻の3者に就いて,特にその成立に関して叙述する。
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