Japanese
English
今月の臨床 妊産婦と薬物治療─EBM時代に対応した必須知識
Ⅱ.妊娠中の各種疾患と薬物治療
2.妊娠合併症の治療と注意点
[感染症] MRSA
松田 静治
1
1江東病院産婦人科
pp.600-601
発行日 2005年4月10日
Published Date 2005/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100286
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、600ページから601ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
1 診療の概要
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)はmethicillin─resistant staphylococcus aureusの頭文字を取った名称で,現在,院内感染を起こす代表菌種である.通常,臨床材料から分離された黄色ブドウ球菌の多くはペニシリナーゼという酵素を産生するが,ペニシリナーゼを産生する黄色ブドウ球菌はペニシリン系薬を不活化することによりこれらの抗菌薬に耐性となる.メチシリン(DMPPC)やイソキサゾリル系のペニシリン系薬はペニシリナーゼに安定で加水分解されず,抗黄色ブドウ球菌用のペニシリン系薬として使用されてきた.しかし,1961年にβ─ラクタム薬の作用点であるペニシリン結合蛋白(PBPs)のなかにメチシリンをはじめ多くのβ─ラクタム薬が結合しにくいPBP2′が新生したメチシリン耐性黄色ブドウ球菌,つまりMRSAが報告され,以後,世界各国で分離されるようになった.
このMRSAは,Mec遺伝子を有し,多くのペニシリン系やセフェム系薬およびアミノ配糖体系などに多剤耐性を示す.また,かなりの株がtoxic shock syndrome toxin─1(TSST─1)やエンテロトキシン(A─D型)を産生し,予後に大きく影響する1).
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

