Japanese
English
視座
椎弓切除の範囲
岩原 寅猪
1,2
1国立村山療養所
2慶応義塾大学
pp.331
発行日 1972年5月25日
Published Date 1972/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908475
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- Abstract 文献概要
脊髄に手術的操作を加えるにはまず椎管を開鑿しなければならない.例外的に前方路をとつて脊髄侵襲が加えられることもないではないが,一般には後方侵襲法がとられる.後方路による椎管の開鑿はすなわち椎弓切除術であり,椎弓切除は脊髄手術の前段階をなし前半を占めるものであり,椎弓切除術は脊髄外科における基本手術手技である.
よく知られているように,30余個の脊椎は前方部では椎間板,後方部では椎間関節をもつて上下接合して脊柱を形づくり,大小長短の靱帯をもつて補強され,大小長短の筋腱をもつて支持されている.そうして,脊柱はよく体幹の中軸,支柱としての役目を果している,もし,ひとたびこの脊柱の構築に破綻を生ずることがあれば,脊柱の機能が損害されるであろうことは想像に難くない.
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