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カラーシリーズ Microsurgery・9
血管付骨・皮弁移植術(Vascularized osteocutaneous flap transfer)
玉井 進
1
1奈良県立医学大学整形外科
pp.894-897
発行日 1978年10月25日
Published Date 1978/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905780
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
〔概説〕
骨欠損に皮膚の欠損を伴っている場合に有用な方法である.Donorとしては,肋骨または腸骨が用いられる.前者は肋間動脈からの分枝である外側皮枝ramus cutaneous lateralisによって栄養される皮弁を肋骨および肋間筋の一部とともに摘出し,吻合には後肋間動静脈を用いればよい(第1図).後者は腸骨片をgroin flapとともに用いるもので,腸骨は浅腸骨回旋動脈より血液供給を受けているため,採取に当っては,第3図に示すように,縫工筋,大腿筋膜張筋の起始部の一部を含めて,皮弁と腸骨片との連続性を保つことがポイントである.これらflapはSensory flapとしても応用できることは大きな利点であり,前者すなわちcostal osteo-cutaneous compound flapでは肋間神経を,後者すなわちiliac osteo-cutaneous compound flapでは外側大腿皮神経,または,第12肋間神経外側皮枝を移植床の神経と縫合すれば,移植皮弁に知覚が獲得できる.

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