Japanese
English
セミナー 泌尿器科領域における形成外科的再建手術・3
デルトイド皮弁(deltoid flap)による陰茎形成術
Penile Reconstruction with Free Deltoid Flap
井上 義治
1
,
原科 孝雄
1
,
高松 亜子
1
,
若松 慶太
1
,
三浦 洋靖
1
Yoshiharu Inoue
1
1埼玉医科大学総合医療センター形成外科
キーワード:
デルトイド皮弁
,
性別適合手術
,
マイクロサージャリー
Keyword:
デルトイド皮弁
,
性別適合手術
,
マイクロサージャリー
pp.935-939
発行日 2001年9月20日
Published Date 2001/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904520
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デルトイド皮弁の使用により困難な陰茎形成術の目的がほぼ達成可能である。いくつかの合併症がみられたが追加の手術を行うことで修正可能であった。従来の前腕皮弁による再建と比べ皮弁採取部が隠れること,皮弁の萎縮がごく軽度であることが大きな利点である。症例により皮弁が厚いこと,皮弁の挙上が難しいこと,手術時間が延長することが欠点である。この利点,欠点を考慮して最適の選択を行うことが望ましい。
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