Japanese
English
論述
手の外科におけるsensory free flapの応用
Sensory free flap transfers in hand surgery
坂本 博志
1
,
玉井 進
1
,
保利 喜英
1
,
龍見 良隆
1
,
中村 義弥
1
,
田北 武彦
1
,
清水 豊信
1
Hiroshi SAKAMOTO
1
1奈良県立医科大学整形外科学教室
1Department of Orthopedic Surgery, Nara Medical University
pp.139-147
発行日 1979年2月25日
Published Date 1979/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408905855
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はじめに
皮膚移植の新しい方法として,groin flapをはじめ種々のvascnlarized free flapが臨床に応用されているが,知覚の存在が不可欠で,かつ皮下組織のうすいものを要求される手や指への皮膚移植としては,足からのfree sensory flapが最も有用な方法である2,3,5〜7).
本皮弁は,皮弁の栄養血管で養われる領域と知覚神経の支配領域が一致する必要があるためdonor siteは自ずから限られてくる.
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