Japanese
English
特集 精神分裂病の生物学的研究
精神分裂病の臨床的・生物学的研究—慢性重症化の機構と再燃予測因子を中心に
Clinical and Biological Studies in Schizophrenia: With regard to the development of severe state and the predictors of relapse
堀 彰
1
Akira Hori
1
1国立精神・神経センター武蔵病院精神科
1Department of Psychiatry, National Center Hospital for Mental, Nervous and Muscular Disorders, NCNP
pp.637-642
発行日 1990年6月15日
Published Date 1990/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405902859
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- 1ページ目 Look Inside
I.はじめに
薬物療法の登場により精神分裂病の予後が改善されたといわれている10,11,22)。しかし,薬物療法によっても病状の改善の得られない重症例も少なからずみられる。また,薬物療法の導入後,波状の経過をとるものが増加し,精神分裂病の再燃が注目されてきている6,12,18,23)。そこで,我々はこの重大な臨床的問題である,精神分裂病の慢性重症化および再燃の機構について,生物学的側面からどのように解明できるか検討している。ここではこれまで得られた結果を報告するが,詳細については参考文献8,9,21)を参照されたい。

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