Japanese
English
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
薬物と睡眠時呼吸障害
Respiratory Disorders during Sleep and Effects of Drugs
大熊 輝雄
1
Teruo Okuma
1
1東北大学医学部精神神経科
1Department of Neuro-psychiatry, Tohoku University School of Medicine
pp.191-199
発行日 1985年2月15日
Published Date 1985/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405203899
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I.はじめに
睡眠時呼吸障害と薬物との関係は,呼吸障害を増悪させる薬物と,軽減させる薬物に分けて考えることができる(表1)。睡眠時呼吸障害を軽減させる薬物は,睡眠時呼吸障害の薬物療法につながるものである。そのほか,精神科領域では,精神分裂病にたいする抗精神病薬療法のさいにときに生じる過度の肥満が,睡眠時呼吸障害を起こす可能性も考えておく必要がある。以下の論述では,睡眠時呼吸障害という用語のかわりに,睡眠時無呼吸(症状群)sleep apnea(syndrome)(SAあるいはSAS)を用いることにする。

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