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特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
第Ⅱ部 検査手技・所見等の用語
b.X線・内視鏡所見用語
膵の偽囊胞(仮性囊胞)(pseudocyst of the pancreas)
小越 和栄
1
1県立がんセンター新潟病院内科
pp.362
発行日 1996年2月26日
Published Date 1996/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403104034
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- Abstract 文献概要
膵の偽囊胞(仮性囊胞)は真性の膵囊胞に対する用語で,急性膵炎の結果として膵実質が壊死に陥り,空洞化したものである.偽囊胞の内容物は壊死物質と膵液であり,真性の膵囊胞とは異なって囊胞の壁細胞が欠落している.通常は主膵管との交通があり,ERCPで造影剤が偽囊胞内に注入されることが多い.
この偽囊胞にはその大きさにより膵内囊胞と膵外囊胞とに分けられる.このように内外に変化がみられる場合は症状も強く,また膵管の他の部分にも慢性膵炎の所見がみられる.特に膵外囊胞の場合には少なくとも限局性腹膜炎を起こしており,ときには横隔膜下まで達すると血性胸膜炎を併発することもある.
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