今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
急性胆膵疾患の診断・治療
【膵】
膵仮性囊胞ドレナージ
内田 博起
1
,
廣岡 芳樹
2
,
後藤 秀実
1
1名古屋大学大学院医学系研究科病態修復内科学
2名古屋大学医学部附属病院光学医療診療部
pp.1392-1394
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100233
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ポイント
膵仮性囊胞ドレナージ術としては,外科的,経皮的および内視鏡的ドレナージが行われている.とりわけ近年では,経乳頭的または超音波内視鏡画像下での囊胞ドレナージが,限られた施設ではあるが行われるようになってきた.
ドレナージ方法の適応は成因や病態をふまえたうえで選択すべきで,今後は,超音波内視鏡画像下での囊胞ドレナージが治療方法としての選択肢の一つになりうると考えている.
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