Japanese
English
特集 肝胆膵の救急画像
膵仮性囊胞内出血
Pancreatic Hemorrhagic Pseudocyst and Pseudocyst With Pse-udoaneurysm
松下 剛
1
,
角谷 眞澄
1
,
前沢 欣充
2
,
大久保 久子
3
Tsuyoshi MATSUSHITA
1
,
Masumi KADOYA
1
,
Yoshimitsu MAEZAWA
2
,
Hisako OHKUBO
3
1信州大学医学部放射線科
2根上総合病院外科
3金沢大学大学院放射線科
1Department of Radiology,Shinshu University School of Medicine
2Division of Surgery,Neagari Hospital
3Department of Radiology,Kanazawa University Graduate School of Medicine
キーワード:
膵炎
,
仮性囊胞
,
仮性動脈瘤
,
IVR
Keyword:
膵炎
,
仮性囊胞
,
仮性動脈瘤
,
IVR
pp.281-285
発行日 2004年3月15日
Published Date 2004/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100354
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要旨 膵仮性囊胞には合併症として出血,仮性動脈瘤,感染,穿孔,穿通が生じることがある.出血や仮性動脈瘤を生じる頻度は低いが,破裂した場合の死亡率は高い.最近は出血,仮性動脈瘤に対する治療として低侵襲のIVRが第一選択として推奨されている.また,高い空間分解能を有するMDCTによる発見も今後は増加すると考えられるが,最終診断および治療を同時に行える点でも血管造影は依然重要な位置を占めるものと考えられる.
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