Japanese
English
SCOPE
EBM(Evidence-based Medicine)による内科腫瘍学
勝俣 範之
1
,
渡辺 亨
1
1国立がんセンター中央病院内科
pp.577-586
発行日 1998年3月10日
Published Date 1998/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909292
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、577ページから586ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
がん診療におけるEBM
腫瘍内科医(medical oncologist)は,抗がん剤などの薬物療法を手段としてがん患者の治療を行う.何百種類ものがんを正しく診断し,約70種類の抗がん剤の中から最善と思われるものを選び出し,さらに患者の生命の質(Quality of Life:QOL)や医療経済効率(cost effectiveness)などを考えながら治療を組み立てていくのは容易なことではない.がん診療も,ともすれば経験主義,権威主義に走ってしまう傾向にあるが,“がん”という生命に重大な影響を与える疾患を持つ患者に対する医療が,何の科学的根拠もなく医師個人の限られた経験に基づいたものばかり行われた場合,時として患者に不利益をもたらしてしまうことがある.特に抗がん剤は副作用が強く,過剰投与をした場合,患者を死に至らしめることもある.逆に副作用を恐れ,投与量を加減したりすれば効果が出なくなってしまう.腫瘍内科医は,行おうとする治療が本当に患者に利益をもたらすことができるかどうか科学的根拠(evidence)を基に,日常の意志決定(decision making)をしていかなくてはならない.その際に,内科腫瘍学もまさにEBMの手法が必要不可欠のものとなる.

Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

