Japanese
English
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
消化器疾患治療薬
肝疾患治療薬
強力ネオミノファーゲンシー(ミノファーゲン)
井上 和明
1
1昭和大学藤が丘病院消化器内科
pp.151-152
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905498
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、151ページから152ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
臨床薬理
●作用機序:強力ネオミノファーゲンシー®(Stronger Neo Minophagen C;SNMC)は,本邦で生薬として広く用いられる甘草の成分の一つであるグリチルリチンを主成分としている.グリチルリチンとは,トリペルエノイド系サポニンの一種であるグリチルリチン酸と二分子のグルクロン酸の抱合体である.SNMCを慢性肝炎患者に投与すると,ほぼ用量依存性にトランスアミナーゼを低下させることが広く認められている.その作用メカニズムは,βグルクロニダーゼにより生成されるグリチルリチン酸がステロイド代謝酵素と拮抗し,内因性のステロイドの作用を増強して抗炎症作用を増強するものと考えられてきたが,静脈内投与されたSNMCは,腸肝循環しながら肝に取り込まれ,その一部がグリチルレチン酸となるに過ぎない.今日考えられているSNMCのトランスアミナーゼを低下させる機序は,活性化マクロファージにおけるプロスタグランジンE2産生抑制やホスホリパーゼA2の作用阻害により,炎症性のケミカルメディエーターの産生を抑制することによる抗炎症作用と考えられている.
SNMCのもっているもう一つの薬理作用は,内因性のインターフェロンγの産生を誘起することと,NK活性を増強して免疫応答を増強する免疫応答調節作用(biological responsemodifier;BRM)である.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

