Japanese
English
今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全治療の最前線
Ca2+ sensitizer
遠藤 政夫
1
1山形大学医学部薬理学
pp.1047-1049
発行日 1993年6月10日
Published Date 1993/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902125
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- 1ページ目 Look Inside
●強心薬は,①心筋細胞内Ca2+動員の増加,および/または,②収縮蛋白のCa2+感受性の増強,の機構を介して作用を発揮する.
●Ca2+ sensitizerは②の機構によって陽性変力作用を示す強心薬であり,基礎実験では,サルマゾール,ピモベンダン,EMD 53998,MCI 154,Org 30029などがこの機序で強心作用を示す.
●これらの強心薬は,①activation energy(細胞内Ca2+動員に必要なエネルギー)を要さない,②心筋細胞にCa2+過剰負荷を起こさない,などの利点を有するため,心不全治療における効果が期待されている.

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