増刊号 臨床化学実践マニュアル
II.日常検査における異常値への対応
1.電解質・無機成分
(2)Ca,Ca2+,IP,Mg
栢森 裕三
1
,
片山 善章
1
1国立循環器病センター臨床検査部
pp.48-49
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901482
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日常検査において,疾患以外に異常値が発生する原因としては,採血・保存・測定方法に分けて考えることができる.ここで取り上げる総カルシウム(Ca),無機リン(IP),マグネシウム(Mg)はスクリーニング検査として汎用される項目であり,イオン型カルシウム(Ca2+)はやや特殊な項目となるが,しかしその生理的重要性から測定している施設も多い.
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