Japanese
English
今月の主題 膠原病—最新の知識
理解のための基礎知識
補体
稲田 進一
1
Shinichi Inada
1
1藤田学園保健衛生大学・内科
pp.1538-1540
発行日 1984年9月10日
Published Date 1984/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219201
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- 1ページ目 Look Inside
生体は異物侵入,例えば細菌感染等があると,抗体を産生し,補体とともに防御反応を起こす.溶菌あるいは貪食細胞の補体レセプターを介した貪食等により生体から細菌を排除することになる.in vivoにおいて補体はきわめて重要な因子であるが,①免疫応答系に比し,特異性の低いこと,②補体系の活性化ならびに制御に関与する因子が多く複雑で難解と信じられたこと,等より論議の対象となりにくかった.しかし,近年補体学の進歩は目ざましく,補体の,①組織障害とのかかわり,②生体の防御機構としての側面,③免疫応答遺伝との関連等が明らかにされつつある.そこで以下膠原病における補体の役割を概説する.

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