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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
IV.肝・胆道・膵疾患
肝性脳症 VS アルコール離脱症候群
高木 敏
1
Satoshi TAKAGI
1
1国立アルコール症センター久里浜病院・内科
pp.1942-1943
発行日 1980年11月20日
Published Date 1980/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216823
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- Abstract 文献概要
なぜ鑑別が問題となるか
肝障害を伴っている大酒家が指南力の低下,錯乱状態などの意識障害や振戦を認めた場合,肝性脳症の切迫による症状か突然禁酒したために起こったアルコール離脱症候群か鑑別しなくてはならない.この両者は飲酒に起因または随伴する意識障害として発症するが,発症要因が異なっているので治療上もそれに応じた適切な処置が必要である.肝性脳症はアルコール性肝炎や肝硬変に伴う高度の肝不全の主要徴候の一つである.一方アルコール離脱症候群には振戦譫妄delirium tremens,Wernicke脳症,Korsakoff症候群と呼ばれる意識障害がある.
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