Japanese
English
今月の主題 アレルギーの現況
臓器別の症状と診断のコツ
眼
三村 康男
1
,
湯浅 武之助
2
Yasuo MIMURA
1
,
Takenosuke YUASA
2
1大阪大学医学部・眼科
2大阪府立羽曳野病院・眼科
pp.1045-1048
発行日 1980年7月10日
Published Date 1980/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402216594
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1045ページから1048ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
眼のアレルギーの特徴
アレルギー反応の症状は,各臓器のもつ解剖学的な特徴と,その臓器のもつ機能によって規定される.眼組織については,精巧な視機能を遂行する眼球と,眼球の保護および視機能遂行の補助を行う付属器に分けて考えると非常に理解しやすい.とくに外界に露出しているために種々の病変を生じやすい前眼部には付属器として眼瞼,結膜,涙器,眼筋がある.眼瞼のおもな作用は,眼球の機械的保護であるが,組織学的には皮膚に属するので,眼瞼に生ずるアレルギー病変は発症機序よりみて皮膚アレルギーに属するものである.しかも,眼瞼皮下組織は疏であるために浮腫傾向が強く,代表的なものとして,Quink浮腫をあげることができる.
結膜は,結膜嚢内に侵入した病原菌,異物およびその他の有害な刺激の眼球内への波及の防止を涙液の助けをかりて行っている.上皮下にはリンパ濾胞がよく発達しているが,無菌条件での飼育動物ではリンパ濾胞形成不全がみられるので,結膜下リンパ濾胞は結膜嚢内の細菌侵入に対処して発達したものであって,前眼部のアレルギー性病変の好発部位となっている.

Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

