Japanese
English
今月の主題 浮腫と臨床
治療
減塩食
平田 清文
1
1東邦大第2内科
pp.1280-1281
発行日 1977年9月10日
Published Date 1977/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207366
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- Abstract 文献概要
はじめに
浮腫の発生がいかなる原因によろうとも,浮腫発生時には尿中Na, Cl排泄は減少し,過剰なNa貯留とともに水貯留をきたすことは周知のことであろう.したがって,浮腫の治療に減塩食を用いることは,浮腫の主要組材となるNaの摂取を制限することによって,浮腫の予防および軽減をはかることができる。しかしながら,最近は利尿剤の進歩によって,強力な利尿剤も容易に使用できることから,ややもすると減塩食の重要性や治療上の役割について,軽視しがちなことも否めない事実であろう.
減塩食はまた高血圧の治療にも重要な役割を占めている.したがって,減塩食は各種の浮腫性疾患に限らず,広く循環器疾患の治療に役立つことから,適切な減塩食を患者に習得させることは,国民医療の立場から,実地医家に欠くことのできない治療手段の一つといえよう.
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