Japanese
English
今月の主題 胆道疾患—診療の実際
警戒すべき胆石
糖尿病と胆石
三浦 清美
1
,
菅原 武久
1
,
大槻 昌夫
1
1東北大第3内科
pp.192-193
発行日 1976年2月10日
Published Date 1976/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206413
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- Abstract 文献概要
外国においては,糖尿病患者に胆石症が発生する頻度が高く,胆石症患者には糖尿病の合併することが多いことが古くから注目されていた1).一方,わが国では糖尿病と胆石の合併についてはあまり注目されていなかったが,食生活の西欧化とともに脂肪摂取量が増加するに伴い,糖尿病が著増しただけでなく,胆石症の合併例も多くみられるようになった.とくに胆石の種類は,寄生虫の激減によりビリルビン系胆石が減少し,逆にコレステロール系胆石の増加傾向が認められている.胆石症に糖尿病が合併すると重篤な合併症をきたすことが多く,とくに胆石症の急性発作による糖尿病の悪化,計画手術,緊急手術などの場合の糖尿病の管理は,その予後の上から臨床上,非常に重要なことは論を俟つまでもないので,2,3の問題点について触れてみたい.
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