今月の主題 胆道系疾患1992
病態に応じた胆道系疾患の診断と治療
糖尿病合併胆石症のマネージメント
永田 博司
1
1東京都済生会中央病院・内科
pp.296-297
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901380
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ポイント
1)糖尿病患者のなかで,とくに肥満例に胆石の保有率が高い.
2)糖尿病患者が急性胆嚢炎を合併し,内科的治療で症状が持続した場合は,より早期に手術を決断すべきである.
3)糖尿病患者が高齢あるいは心血管,腎合併症があると急性胆嚢炎の手術のリスクは高くなる.
4)糖尿病患者のsilent stoneは手術すべきではない.
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