Japanese
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臨床病理医はこう読む
血清蛋白分画像(1)
河合 忠
1
1自治医大臨床病理
pp.102-103
発行日 1975年1月10日
Published Date 1975/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205751
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- Abstract 文献概要
血清総蛋白量の低下
総蛋白濃度が4.0g/dlと著減して低蛋白血症が明らかである.低蛋白血症は,一般総合病院における全患者の約15%程度の割合で遭遇する所見であるが,4.0g/dl以下という高度な低蛋白血症を伴うことは比較的少なく,ネフローゼ症候群,蛋白漏出性胃腸症,広汎な滲出性皮膚疾患(熱傷,尋常性天疱瘡など)などで認められる.以上の3つの病態は血清蛋白分画像からまず鑑別可能である.すなわち,ネフローゼではいわゆるネフローゼ型(選択性蛋白漏出型,selective protein-losing pattern),蛋白漏出性胃腸症では非選択性蛋白漏出型non-selective protein-losing pattern,滲出性皮膚疾患では急性相反応型acute phase response patternを示す.
本症例では著明な蛋白尿を伴っており,上記の主な病態のうちネフローゼ症候群にしぼられてくる.
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