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連載 人を癒す自然との絆・22
子どものシェルターで活躍するセラピー犬
大塚 敦子
pp.400-401
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102111
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- Abstract 文献概要
私が取材でよく行くカリフォルニア州ソノマ郡には「Valley of the Moon Children's Home」(以下,VOM)という,虐待を受けて保護された子どもたちのための緊急避難用シェルターがある.日本で言うと一時保護所にあたるだろうか.運営しているのはソノマ郡福祉局で,45人の常勤職員と16人のパートタイム職員がいる.また,常時50人前後のボランティアがいて,子どもたちの勉強の手伝いをしたり,アート,園芸,スポーツなどさまざまなプログラムにかかわるほか,寄付された物品の整理,資金集めなど,縁の下の力持ちとしても多くの仕事を担う.
アメリカで2009年に虐待で命を落とした子どもは1,770人.虐待を受けた子どもの数は70万人以上に上る.ソノマ郡でも,3,400人が被害に遭った.地域住民の積極的な関与からは,このような状況への危機感と,子どもは社会全体で守らなければならないという思いが感じられる.
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