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特集 コンピテンシー基盤型カリキュラムに臨床薬理の視点を組み込む
コンピテンシー基盤型教育に対応した看護臨床薬理学の再構築
眞鍋 貴行
1
1旭川医科大学看護学講座
pp.434-438
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950670040434
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はじめに
臨床薬理学は、医薬品の作用と安全かつ有効な使用方法を科学的に探究し、合理的薬物療法を支える学問である。看護基礎教育においても、その学びは単なる薬理学知識の習得にとどまらず、患者の状態、検査値、併存疾患、生活背景を踏まえて薬物療法を読み解き、異常の兆候を早期に捉えて行動する臨床判断力の育成へと結び付く必要がある。臨床判断力とは、患者情報を収集・解釈し、優先順位を判断して適切な行動へ結び付ける能力であり、看護実践の中核を成す。近年の看護学教育モデル・コア・カリキュラムは、知識、スキル、態度・価値観を統合したコンピテンシー基盤型教育への転換を示しており、薬理学教育もまた、この流れの中で再構築されることが求められる1)。

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