焦点
—米国看護系大学協議会エッセンシャルズと看護学における—コンピテンシー基盤型教育への移行
スーザン・ベイクウェル-サックス
1,2
,
デボラ・トラウトマン
3
,
細田 泰子
4
,
水引 智央
4
,
勝山 愛
4
,
根岸 まゆみ
5
Susan Bakewell-Sachs
1,2
,
Deborah Trautman
3
1オレゴン健康科学大学 看護部門
2元 米国看護系大学協議会
3米国看護系大学協議会
4大阪公立大学大学院看護学研究科
5静岡県立大学看護学部
pp.76-85
発行日 2026年1月25日
Published Date 2026/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950670010076
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2021年版エッセンシャルズと看護学教育の新たな方向性
本日は、米国看護系大学協議会(American Association of Colleges of Nursing : 以下、AACN)が定める『エッセンシャルズ(The Essentials: Core Competencies for Professional Nursing Education)』1)と、看護学教育におけるコンピテンシー基盤型教育(Competency-Based Education : 以下、CBE)への移行についてお話ししたいと思います。2021年版エッセンシャルズが公表されたのは、ちょうど私がAACN理事会の議長を務めていた時期でした。そのため、本日は当時の議論の様子も交えながら、このエッセンシャルズについてご紹介できることを、私自身とても楽しみにしています。
2021年版エッセンシャルズは、米国におけるプロフェッショナル看護学教育の最新基準を示すものです。エッセンシャルズは1986年から策定されており、学士、修士、博士(看護実践)課程といった学位ごとに区分されてきました。しかし、2021年版を策定するにあたり、環境の変化を踏まえ、これまでとは異なる新たな枠組みが必要であると考えました。

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