特集 教育の前提を問い、変わっていくために 教育機関の組織改革
―カリキュラム改革と教学マネジメントと質保証―コンピテンシー基盤型教育の実現をめざして
西村 礼子
1,2,3
1東京医療保健大学医療保健学部看護学科・大学院医療保健学研究科
2東京医療保健大学学長戦略本部教学マネジメント・DX推進プロジェクトチーム
3東京医療保健大学総合研究所 教育DX研究ユニット
pp.30-39
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202199
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何のために教育を変えるのか
現在の看護基礎教育では、卒業時において複雑化・高度化・広範囲化する医療に適応するための臨床判断能力を含む看護実践能力の育成が求められており、看護基礎教育と臨床現場の乖離を埋めるような看護基礎教育の充実、新人看護職員研修、看護継続教育とのさらなる接続・発展が期待されています。
では、今後の医療全体の発展性や時代の要請を考えると、看護職としてどのような能力を育成すればよいのでしょうか。
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