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Keyword: ▶PCIを実施すれば一旦の症状消失が達成できる器質的狭窄による狭心症とは異なり,冠攣縮性狭心症患者では治療しても症状の完全な消失を得ることがしばしば困難である. , ▶冠攣縮性狭心症の薬物治療について見ていく前に,生活習慣や自律神経との関わりが深い疾患であるため,非薬物治療も重要である. , ▶冠攣縮性狭心症の危険因子の中でも喫煙のリスクが突出していることが報告されており,禁煙指導が徹底されるべきである. , ▶飲酒は一般的な動脈硬化の危険因子には含まれないが,冠攣縮性狭心症に特徴的な危険因子としてよく知られている. , ▶カルシウム拮抗薬が冠攣縮性狭心症治療の第一選択薬であることは論を俟たない. , ▶硝酸薬は発作解除以外に長時間作用型による発作予防にも適応があるが,硝酸薬の血中濃度が一定であると耐性が生じやすいとされている. , ▶ニコランジルは硝酸薬・カルシウム拮抗薬とも異なる薬理作用を有するため,併用することによる効果が期待できる. , ▶β遮断薬は単独投与禁忌でカルシウム拮抗薬と併用する. , ▶その他にも多くの薬剤がクラスⅡbとしてガイドラインに紹介されているが,いずれも基本的には適応外使用となり,併用は限定的とせざるを得ない. pp.1570-1574
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.42.10_022

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電子版ISSN 印刷版ISSN 0910-1551 文光堂

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