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Keyword: ▶冠微小循環障害の内服治療においては,そのタイプの違いを考慮した治療が必要である. , ▶治療の目的は,主に症状の緩和および虚血の予防による予後の改善である. , ▶どのタイプの冠微小循環障害に対しても,基本治療は生活習慣の改善および高血圧・脂質異常症・糖尿病の管理であり,さらにタイプに応じた薬物療法が求められる. , ▶冠攣縮性狭心症や微小血管攣縮において内服によっては症状を増悪させてしまう可能性があるため,内服を開始した後の症状を注意深く観察する必要がある. , ▶原因不明の胸部症状を生じる患者に対して,冠攣縮性狭心症や微小血管狭心症による症状の可能性を考え,今後の治療に向けたタイプ診断を含め専門施設への紹介を検討する. , ▶微小血管狭心症の中には冠微小血管抵抗高値や冠血流予備能低下や微小血管攣縮などさまざまな病態が存在していることを理解する. , ▶日米欧のガイドラインで治療方法が各々異なっているため,薬物療法の作用機序も考慮しながら個々の症例に対してオーダーメイドの治療を行うことが必要である. , ▶治療に悩んだ際には,専門の医師への相談を検討することも必要となる. pp.1576-1581
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.42.10_023

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基本情報

電子版ISSN 印刷版ISSN 0910-1551 文光堂

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