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Keyword: ▶IHDは非典型例が多く,典型症状に依存しすぎると見逃しのリスクがある. , ▶女性,高齢者,糖尿病患者では胸痛以外の症状(呼吸困難・倦怠感・悪心など)にも注意が必要である. , ▶OPQRST法を用いた丁寧な問診がINOCAの診断に重要である. , ▶日本人はVSAの頻度が高く,夜間・早朝発作や寒冷刺激,喫煙との関連を問診で把握することが重要である. , ▶MVAは女性に多く,心理社会的ストレスとの関連が強く,硝酸薬が効きにくいことがある. , ▶患者背景(既往歴,生活習慣,家族歴,服薬状況)の確認はリスク評価の基礎となる. , ▶ESC 2024は症状・危険因子・臨床直感の3要素からclinical likelihoodを評価することを推奨している. , ▶初期検査は段階的に行い,リスク層別化に応じてCCTAや負荷試験を選択する. , ▶心電図は症状時の記録が重要で,発作時以外は正常のことも多いためホルター心電図や連続モニタリングも考慮する. , ▶VSAやMVAでは検査結果が陰性でもIHDを否定できない. , ▶ST変化やトロポニン上昇,心不全徴候があれば循環器専門医への早期紹介が必要である. , ▶不定愁訴でも心因性と決めつけず,まずINOCAの可能性を除外する必要がある. , ▶初期対応では「見逃さない姿勢」と直感を活かした問診が最重要である. pp.1502-1506
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.42.10_008

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電子版ISSN 印刷版ISSN 0910-1551 文光堂

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