The review of clinical study
JBCRG-19試験 HER2陰性再発乳癌患者の1次もしくは2次治療としてのエリブリンの臨床的有用性に関する検討
青儀 健二郎
1
1独立行政法人国立病院機構四国がんセンター乳腺外科 臨床研究推進部長
pp.56-56
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.05.02_0056-0056
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乳癌に対する術前・術後補助療法としてアンスラサイクリン系およびタキサン系薬剤を投与された後に再発した場合,未使用のタキサンや非タキサン系の微小管阻害剤,経口抗癌剤などが投与されるが,再発後1次もしくは2次治療としてどの薬剤を選択すべきか確立されていない。アンスラサイクリン系,タキサン系薬剤の治療歴を有するHER2陰性再発乳癌患者の1次もしくは2次治療としてのエリブリンの無増悪生存期間(progression free survival:PFS)を検討し,医師選択治療(treatment of physician’s choice:TPC)群と比較することで,エリブリンの臨床的有用性を明らかにする目的で本試験は計画された。
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