The review of clinical study
Safari試験(JBCRG-C06)
川口 英俊
1
1松山赤十字病院乳腺外科部長
pp.61-61
発行日 2018年2月20日
Published Date 2018/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.04.01_0061-0061
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Safari試験は,臨床病理学的因子や治療ラインがフルベストラント500mg(F500)の治療成功期間(TTF)に与える影響を評価することを目的として計画された(UMIN000015168)。F500は転移再発乳癌のより早いラインで使用した方が効果的であることが明らかになった。また,F500は年齢の高い症例,進行再発の診断からF500の使用までが長い症例,化学療法を使用していない症例でより効果的であり,PgRの発現や内臓転移はTTFに影響を与えなかった。
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