特集 目で見る標準治療—GATE frameによる図解がん薬物療法
Part2 目で見る乳がん薬物療法 in GATE frame
エリブリン単独療法—転移・再発乳がん
野村 久祥
1
1日本医療研究開発機構臨床研究・治験基盤事業部
pp.312-313
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200424
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試験集団
研究のセッティング
グローバル多施設共同無作為化非盲検試験
適格集団
少なくとも2つ以上のレジメンを受けている(5個以内)乳がん患者、アントラサイクリン、タキサンを受けている患者。HER2陽性患者では、T-mab投与している患者。
適格基準
末梢神経障害と脱毛以外Grade 1以上の副作用がない。18歳以上、ECOG PS:0〜2、余命3ヶ月以上、血清Cr:2.0mg/dL以下、CCr:40mL/min以上、ANC:1,500/mm3以上、Hb:10,000以上、Bil:1.5mg/dL以下、ALT/AST施設基準の3倍以下(肝転移がある場合は5倍まで可能)
除外基準
抗凝固系薬剤の服用患者、妊婦、授乳婦、重大またはコントロール不能な疾患をもつ患者、重大な心疾患をもつ患者、HIV陽性患者、Grade 2より高い神経障害、過去の本剤を投与した患者
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