特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
10 中枢神経
脳膿瘍
鈴木 道雄
1
1安城更生病院小児科
pp.203-207
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001305
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サマリー
1 感染臓器:
脳
2 想定する微生物:
複数菌の関与が多く,連鎖球菌,嫌気性菌,黄色ブドウ球菌など.病態により様々
3 提出すべき検査:
血液培養,ドレナージされた膿のグラム染色,培養
4 経験的治療:
外科的穿刺/切除術.抗菌薬は3世代セファロスポリン+メトロニダゾールを中心に,病態により検討する
5 標的治療:
培養結果に基づいて変更を検討
6 治療効果判定:
神経学的所見,画像所見
7 Oral switch:
推奨しない
8 治療期間:
6~8週間の点滴治療
9 参考となる成書やガイドライン:
文献1),2),3),4)
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