特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
9 生殖器・性感染症
梅毒
中本 貴人
1
1国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター
pp.197-202
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001304
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サマリー
1 感染臓器:
全身
2 想定する微生物:
梅毒トレポネーマ
3 提出すべき検査:
血清学的検査(RPR,TP抗体)
4 経験的治療:
ベンジルペニシリンカリウム
ベンジルペニシリンベンザチン水和物
アモキシシリン±プロベネシド
ビブラマイシン,ミノサイクリン
5 標的治療:
ベンジルペニシリンカリウム
ベンジルペニシリンベンザチン水和物
アモキシシリン±プロベネシド
ビブラマイシン,ミノサイクリン
6 治療効果判定:
血清学的検査(RPR)
7 Oral switch:
推奨しない
8 治療期間:
先天梅毒:10日間静注,単回筋注
早期:単回筋注,14日間内服
後期:1週間ごとに3回筋注,28日間内服
神経:10~14日間静注
9 参考となる成書やガイドライン:
文献1),2),3)
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