特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
10 中枢神経
髄膜炎・脳炎
伊藤 雄介
1
1尼崎総合医療センター小児救急集中治療科,小児感染症内科
pp.208-213
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001306
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サマリー
1 感染臓器:
中枢神経
2 想定する微生物:
年齢によって差があるが,肺炎球菌,B群溶血性レンサ球菌など
3 提出すべき検査;
血液培養,髄液培養,髄液検査
4 経験的治療:
セフォタキシム+バンコマイシン
5 標的治療:
各微生物に最適なものかつ髄液移行性があるもの
6 治療効果判定:
全身状態の改善,時に髄液細胞数
7 Oral switch:
基本的に内服移行はしない
8 治療期間:
14日間が基本
9 参考となる成書やガイドライン:
文献1),2)
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