特集 周産期感染症2026
産科からみた周産期感染症
12.梅毒
中本 貴人
1
Takato Nakamoto
1
1国立健康危機管理研究機構国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター
キーワード:
Treponema pallidum
,
妊婦健診
,
ペニシリン
,
Jarisch-Herxheimer反応
Keyword:
Treponema pallidum
,
妊婦健診
,
ペニシリン
,
Jarisch-Herxheimer反応
pp.53-58
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002427
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はじめに
近年,わが国において梅毒の感染者数が急増しており,それに伴い妊娠期梅毒や先天梅毒の報告数も増加し,深刻な問題となっている1)。原因菌である梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)は,ヒトが唯一の宿主で,主に性的接触により感染するが,妊婦では胎盤を介して胎児に垂直感染する。

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