特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
4 耳・鼻腔
副鼻腔炎
荒木 かほる
1
1沖縄県立中部病院小児科
pp.97-100
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001285
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サマリー
1 感染臓器:
副鼻腔(上顎洞,篩骨洞,前頭洞,蝶形骨洞)
2 想定する微生物:
肺炎球菌,インフルエンザ菌,モラキセラ・カタラーリス
3 提出すべき検査:
合併症のない症例では不要
4 経験的治療:
アモキシシリンあるいはアモキシシリン・クラブラン酸
5 標的治療:
アモキシシリン・クラブラン酸
6 治療効果判定:
治療開始後72時間までの発熱,鼻汁,咳嗽の改善
7 Oral switch:
対象外
8 治療期間:
経口抗菌薬10日間
9 参考となる成書やガイドライン:
文献1),2),3)
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