特集 臓器別に斬る小児の感染症 最適な抗菌薬の選択と期間とは?
Ⅱ 各論
5 口腔咽頭
咽頭炎
小川 英輝
1
1あいち小児保健医療総合センター総合診療科
pp.101-105
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001286
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サマリー
1 感染臓器:
口蓋扁桃
2 想定する微生物:
A群溶血性レンサ球菌,エンテロウイルス,アデノウイルスなど
3 提出すべき検査:
咽頭培養検査,A群溶連迅速抗原検査
4 経験的治療と標的治療および治療期間:
A群溶血性レンサ球菌性咽頭炎に対して,アモキシシリン30~50mg/kg/日,分2~3,10日間
5 治療効果判定:
A群溶血性レンサ球菌性咽頭炎に対する抗菌薬治療では,一般的に治療開始後2日以内に症状が軽快する
6 Oral switch:
基本的には内服抗菌薬で治療開始が可能であるため,該当しない
7 参考になる成書やガイドライン:
文献1),2),3),4)
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