特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
Ⅳ 疾患ごとの救急処置法・処方
■炎症/感染症
急性副鼻腔炎
古田 厚子
1
,
洲崎 春海
1
1昭和大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.190-196
発行日 2013年4月30日
Published Date 2013/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102475
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Point
◆夜間・救急外来の限られた設備・人員で診療するにあたり,急性副鼻腔炎の合併症を念頭に置きながら,問診および鼻内所見から重症度を評価することが必要である。
◆起炎菌の薬剤感受性を考慮し,重症度によって抗菌薬投与を行う。
◆合併症を疑った場合,CTやMRIによる画像検査を行う。
◆合併症がある場合は早急に治療を開始し,手術的治療も考慮する。
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